GⅠ宝塚記念の特徴

宝塚記念は春のGⅠシリーズの最終を飾るGⅠという事もあり、中距離路線で活躍する馬のほとんどが、この宝塚記念を最終目標として出走を行なってまいります。しかし秋と比べ古馬GⅠの数が少なく、クラシックが多く開催される春のGⅠシリーズでは、距離適正という点で秋のGⅠ以上に実力判断が要求されるのがこの宝塚記念の大きな特徴ともなっています。

例えば現在主要路線として天皇賞春・安田記念・金鯱賞の3つのステップから、出走馬が集中している宝塚記念ですが、3つのレースは長距離・マイル・中距離とそれぞれ別れており、この3つのステップの馬達が一同に宝塚記念に集まるため、距離適正の把握と近走の調子の判断とのバランスが最も重要です。

人気馬が残る傾向

一般的には実力がありながらも距離適正という点で前走惨敗をした馬などは、人気が残る傾向が強いといえますが、むしろ前走がフロック視され、距離適正という点で疑問が残る宝塚記念で大きく人気を落とした馬が馬券に絡むこともあるなど、距離適正と調子のバランス判断は一筋縄ではいかない形となっています。

過去10年でこの3つのステップから3着以内の馬券対象馬30頭中、23頭を輩出しているように、主要なステップレースといえる中でも、安田記念が1着2回3着2回の2頭のみと最も少なく、天皇賞春と金鯱賞の2つで馬券対象馬をより分け合う形となっています。その中でも金鯱賞組に関してはGⅡレースながらも、本番に最も近い距離という事もあり対象馬8頭中優勝馬が6頭2着馬1頭7着馬1頭と、馬券対象となる馬の殆どは金鯱賞の優勝馬という点が最も顕著な点ともなっており、この辺りが本番宝塚記念の予想を解く鍵の一つともなっているのです。

2011年4月13日

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